子供の口腔習癖について~練馬区の歯医者のマウスピース矯正医が回答~
2021/06/28
こんにちは、練馬区の歯医者の富士見台駅前歯科・矯正歯科です。
最近雨が少なくなってきましたね。
梅雨明けまでもうすぐでしょうか。
さて、今回は子供の口腔習癖(お口周りの癖)に関してお話ししたいと思います。
小さなお子さんでよく見られる癖としては指しゃぶりや爪・唇を噛むといった行動があると思います。
これらの癖があるお子さんは要注意です。
実は指しゃぶりや爪・唇を噛むことにより歯や顎が正しく成長しなくなってしまうのです。
指しゃぶりとは指を口の中に入れて吸う行動ですが、指を入れることにより上の前歯には突き上げる力・下の前歯には押し下げる力が働きます。
また、吸うことにより頬の筋肉が緊張し、特に上の歯並びが中に押し込まれる力も働きます。
すると前歯が飛び出し唇が閉じなくなって見た目も悪くなります。
そして見た目だけでなく口呼吸となり風邪をひきやすくなったり虫歯になりやすい・口臭の原因といったデメリットを抱えてしまいます。
爪や唇を噛むといった行動も同じく前歯が出る・口呼吸になる可能性があります。
ご自身のお子さんがどのような癖を持っているか是非観察してみてください。
もしかしたら今のうちになおしておいた方がいいかもしれません。