矯正無料シミュレーションの流れ
1.口腔内のスキャン
光学スキャナー「iTero」で口腔内のスキャンを行います。
この時下顎の歯列・上顎の歯列・上下の歯のかみ合わせを撮っていきます。
撮り終えたら模型をトリミングした後出来上がった3Dデータを送信します。
2.シミュレーション
出来上がった3Dデータを基にシミュレーションを行います。
シミュレーションでは歯並びの変化以外にもかみ合わせの変化や簡単な治療のプランなども知ることができます。
3.相談
シミュレーション結果によってご本人に適した矯正治療のプランをご説明いたします。
出来上がったシミュレーション結果を写真に残していただくことも可能です。
光学スキャナー「iTero」
当院では、マウスピース矯正であるインビザラインおよびインビザラインGOの時に「iTero」を使用します。
この「iTero」には専用の3Dスキャナーが付いています。
スキャナーの先端からは光が出ていて、歯に特殊な光を当てて歯の形を読み取る形になります。
このスキャナーでお口の中をスキャンしていきます。
下の歯並び・上の歯並びを撮影した後には上下の噛み合わせのスキャンも行います。
スキャナーでお口の中をスキャンし終えるとモニターに3D画像が表示されます。
これにより画面上で歯並びや噛み合わせなどを正確に把握することができるのです。
光学スキャナー「iTero」のメリット
「iTero」の特徴は型取りが不要という点です。
従来、歯型を取るときはアルジネートやシリコン等型取りの材料を使って歯の型取りを行っていました。
この方法だと、型取りの材料を口の中に入れると気持ち悪くなってしまう嘔吐反射が出てしまう方にはつらい作業になってしまいます。
光学スキャンを使用すると型取りの材料を使用することなく歯型を取ることができるのです。
また、従来の方法だと型取りの材料が口の中で固まるまで3~5分待たなければなりませんでした。
上の歯と下の歯を別々で型取りする場合はその倍の時間がかかります。
光学スキャンであれば慣れている人ならば2~3分ほどで撮影ができるので時間も短く済みます。
矯正無料シミュレーションの必要性
矯正治療をする前にご自身の歯並びがどう動くのかを知ることは患者様にとって必要であると考えています。
矯正無料シミュレーションは事前に矯正終了後をイメージすることができる少ない手段のうちの一つです。
矯正をお考えの方はもちろんですが、矯正をお考えでなくとも「もし歯を動かしたらどうなるんだろう?」と疑問に思う方はぜひ無料シミュレーションをご利用ください。