マウスピース矯正中に気をつけるべき食事とケア
2025/03/05
マウスピース矯正を始めた方へ!食事やケアのポイントを解説
マウスピース矯正(インビザラインなど)は、透明で目立ちにくく取り外しが可能なため、従来のワイヤー矯正よりも快適に治療を進められるのが特徴です。しかし、装置の管理や食事の仕方を誤ると、矯正の効果が低下したり、口腔内のトラブルにつながることもあります。今回は、マウスピース矯正中の食事やケアで気をつけるべきポイントを詳しく解説します!
1. マウスピース矯正中の食事の注意点
マウスピース矯正は、食事の際に装置を取り外せるため、基本的には好きなものを食べられます。しかし、いくつかの注意点を守らないと、装置の破損や着色、虫歯のリスクが高まる可能性があります。
① マウスピース装着中は飲食禁止!
マウスピースは取り外し可能ですが、「つい飲み物だけ…」と装着したまま飲食すると、以下のような問題が発生します。
●糖分や酸が付着し、虫歯リスクが増加
●熱で変形する可能性がある(特に熱い飲み物)
●コーヒーやワインなどの色素が付着し、マウスピースが黄ばむ
特にコーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色しやすい飲み物には注意が必要です。マウスピース装着中に飲んでいいのは 基本的に水のみです!
② 食事の際は必ずマウスピースを外す
ワイヤー矯正と違い、マウスピース矯正は自由に取り外せるため、食事の制限がほとんどありません。ただし、以下のポイントに気をつけましょう。
●装置をつけたまま食べると、変形・破損の原因に
●食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着(食べカスが残ると虫歯の原因に)
●長時間マウスピースを外しすぎると治療が遅れるため、食事時間はなるべく短く
③ 矯正中に避けた方がいい食べ物
避けるべき食べ物 | 理由 |
---|---|
キャラメル・ガム | 歯にくっつきやすく、マウスピース装着時に汚れが
残りやすい |
硬い食べ物(ナッツ・氷・フランスパンな
ど) | 噛む力が強くかかり、歯に負担がかかることがある |
着色しやすい食べ物(カレー
、ベリー
類) | マウスピースの着色を防ぐため |
甘いお菓子・炭酸飲料 | 虫歯のリスクを高める |
2. マウスピース矯正中のケア方法
マウスピース矯正を成功させるためには、毎日のケアが非常に重要です。以下のポイントをしっかり守りましょう。
① マウスピースの清潔を保つ
マウスピースは1日に20時間以上装着するため、細菌が繁殖しやすくなります。清潔に保つために、以下の点に注意しましょう。
●朝晩の歯磨き時に、マウスピースも水洗いする
●専用の洗浄剤を使って週に数回はしっかり洗浄
●歯ブラシでゴシゴシこすらない(傷がついて汚れがつきやすくなる)
NGケア:歯磨き粉で磨くのは避ける!
歯磨き粉には研磨剤が含まれており、マウスピースが傷つきやすくなります。マウスピースは ぬるま湯でやさしく洗う のが基本です。
② 食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着
食べカスが歯に残ったままマウスピースをつけると、以下のようなリスクがあります。
●虫歯のリスクが高まる
●マウスピースの内側が汚れ、臭いの原因に
●歯石がつきやすくなり、歯周病のリスクが増える
外出時に歯磨きができない場合は、最低でもうがいをして食べカスを流すようにしましょう。
③ 1日20時間以上装着する
マウスピース矯正は、決められた時間(1日20時間以上)を守らないと計画通りに進まない ため、装着時間を意識することが大切です。
●食事や歯磨き以外の時間は必ず装着
●外したまま放置しない(1日18時間以下の装着になると、歯が元の位置に戻ることがある)
●装着時間の記録をつけるとモチベーションUP!
3. まとめ
マウスピース矯正中は、食事やケアを適切に行うことで、治療の効果を最大限に引き出せます。特に以下のポイントを意識しましょう。
✅ 装着中は水以外の飲食はNG
✅ 食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着
✅ マウスピースは専用の方法で清潔に保つ
✅ 1日20時間以上の装着を厳守
矯正治療をスムーズに進めるためには、毎日の小さな積み重ねが大切です。正しいケアを心がけて、美しい歯並びを目指しましょう。
富士見台駅前歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正の無料相談を実施中です。治療方法やケアのポイントについて、詳しく知りたい方はぜひご相談ください。