歯並びって一生変わらないの?3~練馬区のマウスピース矯正医が回答~
2021/07/12
こんにちは、練馬区の歯医者の富士見台駅前歯科・矯正歯科です。
今日も「歯並びって一生変わらないの?」の続きになります。
前回は歯周病が歯並びを変えてしまうお話をしました。
今日は歯並びを変えてしまう原因その3、力についてお話ししたいと思います。
矯正治療は装置を使って歯に力をかけることで歯を動かす治療です。
それはどの様な矯正治療でも変わることはありません。
従って、歯を動かすには力をかけることが必要になります。
では、矯正治療をしていなければ歯に力はかからないのでしょうか?
実は、常日頃から歯には力がかかっているのです。
例えば食事をしているときは物を噛み砕いたりすると歯には力がかかります。
また、寝ているときの歯ぎしりや喰いしばりは力の強弱はあるもののほとんどすべての人が行っていて、その時に1本あたりの歯にかかる力は体重以上とも言われています。
あとは日常的な動作一つとっても歯に力がかかる場合があります。
例えば頬杖をつくと歯に外から力がかかります。
また、舌で歯を押す癖がある人は内側からの力が歯にかかります。
この様に、様々な力が歯にはかかります。
歯は力に対してより安定した場所を求めるため常に細かく動いているのです。
最近物が挟まりやすくなった・前歯が凸凹してきたとなったらそれは歯が動いたサインかもしれません。
ご自身のお口の中をぜひ気にしてみてください。