歯並びって一生変わらないの?2~練馬区のマウスピース矯正医が回答~
2021/07/10
こんにちは、練馬区の歯医者の富士見台駅前歯科・矯正歯科です。
今日は前回の「歯並びって一生変わらないの?」の続きになります。
前回は虫歯が歯並びを変えてしまうお話をしました。
今日は歯並びを変えてしなう原因その2、歯周病についてお話ししたいと思います。
歯周病は現代の成人の8割が罹っていると言われています。
歯周病とは、簡単に言うと歯の周りの骨が溶けてしまう病気です。
歯の周りの骨が溶けてしまうと歯を支えることができず、歯がグラグラ揺れてきます。
グラグラ揺れる状態は力に弱い状態です。
その様な歯は力が掛かると動いたり倒れたりします。
動いたり倒れたりするともちろん歯並びは変わってしまいます。
また、歯周病が虫歯と大きく違うのは、歯周病は全ての歯が一斉に進行していく可能性が虫歯に比べて非常に高いことが挙げられます。
1本だけが局地的に進行するケースもありますが、全体的に骨がゆっくりと溶けていく場合が多いのです。
1度溶けてしまった骨は元に戻すのは困難です。
骨が溶ければ溶けるほど歯並びは変化しやすくなり、また歯の寿命は短くなります。
歯周病は進行させないことがとても大切です。
歯周病に対する1番の対策は定期的にメンテナンスに通い、歯茎周りをきれいに保つ事です。
皆さま歯周病にはぜひ気を付けてくださいね。
この様に、歯周病も歯並びには大きな影響を及ぼします。
次はまた別の要因をお話ししたいと思います。